ここまでの章で、プログラミングにおいて重要な、「変数」、「ループ処理」、「条件分岐」そして「計算」についてを学んできました。この章では、これらを組み合わせた演習問題を解いてみましょう!
プログラミング学習において、自分で考えてコードを書くことは最も大切なことです!間違えても良いので、まずは一度自分なりにコードを書いてみてください。
では、さっそく下の問題を解いてみましょう!
演習問題1
連続する数字の出力
1~30の数字を出力してください。ただし、ループ処理を用いてコードを書くこと。
求める出力結果
1 2 : 29 30
使用する技術
- ループ処理(for)のrange表記
演習問題2
ある値以上の数字の出力
1~10までの数字をループ処理を用いて出力してください。ただし、数字が1~5の時は、数字の代わりに「数字が対象外です」という出力にしてください。
求める出力結果
数字が対象外です 数字が対象外です 数字が対象外です 数字が対象外です 数字が対象外です 6 7 8 9 10
使用する技術
- ループ処理(for)のrange表記
- 条件分岐(if)
演習問題3
listに入っている文字の出力
「a、b、c、d、e」という文字が入った、「list1」という名のlistを作成して下さい。そして、その要素を順番に出力してください。
求める出力結果
a b c d e
使用する技術
- 変数(list)
- ループ処理(for)のlist表記
演習問題4
listの文字のうち指定された文字を出力しない
演習問題3で作成した「list1」に入っている文字を順番に出力しなさい。ただし、「b」と「d」は出力しないでください。
求める出力結果
a c e
使用する技術
- ループ処理(for)のlist表記
- 条件分岐(if)
演習問題5
※この問題は、プログラミングの課題において超有名な問題です。これが解けるようになれば、自信をもって第一ステップ完了だといえると思います!!
FizzBuzz問題
1から100までの数字を出力してください。ただし、数字が3の倍数(3で割り切れる)の時は数字の代わりにFizzと出力し、5の倍数(5で割り切れる)の時は数字の代わりにBuzzと出力し、15の倍数(15で割り切れる)のときは、FizzBuzzと出力してください。
求める出力結果(途中省略)
1 2 Fizz 4 Buzz Fizz : 97 98 Fizz Buzz
使用する技術
- ループ処理(for)のrange表記
- 条件分岐(if)
- 計算式
まとめ
さて、皆さん全問正解できたでしょうか?最後の「FizzBuzz問題」は、正直なところ結構難しいと思うので、解けなくても落ち込まなくて大丈夫です!
自分で考えてコードを書いてみたことで、皆さんは間違いなくレベルアップしています。次の章で、解答コードとその解説を行いますので確認してみてください。
また、このサイトでは初心者の方向けに「プログラミングのお勧め学習法」も紹介していますので、気になった方はそちらもご覧いただけると幸いです。
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