第2章 Pythonを使ってみよう

前回はPythonのダウンロードについて解説しました。この章では、さっそくPythonを使ってみましょう! 

目次

1.Anaconda Promptを起動しよう

第1章ではAnacondaをダウンロードしましたが、さっそくそれを使ってPythonを動かしてみたいと思います!細かい説明は省略しますので、とにかく動かせるようになりましょう!

まず、Anaconda Promptを検索し、起動してください。

下のような画面が出てくれば成功です!ドラマなどで、パソコンが詳しい人が見ている黒い画面ですね!

2.IPythonを使って、Pythonで文字を出力しよう(print)

IPythonという、また新しいワードが出てきましたが、ここでは「Pythonを実際に動かす画面」というくらいの認識で良いです!

では、先ほど起動したAnaconda Promptに、「ipython」と入力し、Enterキーを押してください。

すると、下のような画面が出てきます。この画面までくれば、あとはコードを入力するだけ!!

3.Hellow Worldを出力してみよう

では、さっそく文字を出力してみましょう!まずは、下記のコードをIPythonに張り付けて実行してみてください!(コード入力後にEnterキーを押すことで実行できます)

ちなみに、IPythonへの貼り付けは、「右クリック」または「Ctrl+v」で行うことができます。

print('Hello World')

すると、下のような画面が出てきます。こうなれば成功です!見事「Hellow World」を出力できましたね!

上の手順について少し解説します。Pythonでは、画面上に出力する際に「print」というコマンドを使用します。そして、出力したものをprintの後の()に入れることで、画面上に出力できます。

では、Hellow Worldをくくっている「’」はなんだという疑問が浮かぶと思います。「’」の役割は、「’」でくくられた部分は文字ですよ!という目印です。

後の章で「数字」「変数」について説明しますが、これと分けるために使われる記号なんです。とりあえず、「’」で囲われた部分は、そのままの文字として使用される。と覚えておけば問題ないです。

試しに、「’」無しで出力してみましょう。すると、以下のようになります。

Hello Worldと出力されず、ごちゃごちゃとしたエラー画面が出てきましたね。これは、Hello Worldという変数は存在しませんよ!というエラーです。変数については、また後ろの章で学びましょう。

とりあえず、ここまでくればあなたもPythonが使えるようになりました!さあ、これからいろいろな作業をPythonにやってもらいましょう! 

4.エディタを使ってみよう

エディタとは、コードを書く上でコードを書きやすくするソフトのことです。

上の作業では、IPythonを使うことでpythonを実行しましたが、自分で書いたコードを保存しておきたい!と思った場合、テキストにコードを書いてそれを実行する必要があります。

メモ帳にコードを書いてそれを実行するのでも問題はないのですが、エディタには以下のようなメリットがあります!

  • コマンドにハイライト(文字の色が変わる)がつくことで、画面が見やすい
  • コマンドの予測変換があり、途中までの入力でコマンドを補完してくれる
  • 部分的に実行して動作を確認できる

ほかにもメリットはあるのですが、まあとりあえずコードを書くときはエディタを使いましょう!ということです。

 「Spyder」の便利な使い方について詳しく知りたい方は、下のページにまとめていますのでそちらをご覧ください。

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Spyderの基本と便利な使い方(Python初心者) Pythonでプログラムを書く際に、エディタに何を使うかは好みが分かれますが、初心者の方には「Spyder」を使うことをお勧めしています。 理由としては、以下の点があげら...

 

では、さっそく使ってみましょう!じつは、Anacondaをインストールすると、「Spyder」というエディタが一緒にインストールされています!最初はこれを使っておけば間違いないです。 

1.Spyderの起動

Anaconda Promptを起動したときと同じように、Spyderと検索し起動してください!下のようなアイコンです。

Spyderを起動すると、以下のような画面が立ち上がります。

いろいろと機能がありますが、まず使うのは「①エディタ画面」「②結果出力」です。

基本的な使い方は①にコードを記入し、それを実行すると②に結果が出力される。といった使い方です。

では、先ほど学んだ方法で、「Hello World」をSpyderで出力してみましょう!

 

2.Hello Worldの出力(Spyder)

①のエディタ画面に、先ほどと同様に

print('Hello World')

と入力します。この時、もともと入っている文字(グレーや緑で記入されている文字)は、消してしまって構いません。

そして、F5キーまたは、上の実行をクリックしてください!

すると、以下のように実行結果が出力されます。

これで成功です!あとは、書いたコードを保存すれば完了です!

3.作成したコードの保存

左上の「ファイル」から、「形式を指定して保存」を選び、好きな場所に保存してください。(「python勉強用」等のフォルダを作成し、今後のコードをそこに保存すると良いと思います!)

この時、保存するファイル名は「○○.py」の形式で保存してください。.pyがついているファイルはPythonのファイルですよーという目印になります。

これで、自分のコードを保存することができました!再び使うときは、またSpyderを起動し、コードをドラッグ&ドロップすることで表示させることができます!

Spyderには、まだまだ便利な機能がありますが、それはまた別の章で解説したいと思います。

 

また、このサイトでは初心者の方向けに「プログラミングのお勧め学習法」も紹介していますので、気になった方はそちらもご覧いただけると幸いです。

>>前回:第1章 Pythonの導入

>>次回:第3章 Pythonの変数を使ってみよう

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このブログを運営している人

非エンジニア職の社会人です。
業務の単純作業が苦手で、何とかしたいと思いプログラミングを習得しました。
このサイトが同じ悩みを抱える人の助けになれば良いなと考えています。

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